シャフト式水中作業機は、水上の台船から地盤にシャフトを降ろし、そのシャフトを昇降する作業機に様々なアタッチメントを取り付けて砕岩、掘削、ズリ処理、精密測深、撮影などの一連の水中作業を遠隔操作で安全かつ確実に行える機械です。
水中の各種作業を、ダイバーを使わずに施工するために開発された機械で、ダム湖のように深くて、急峻で、視界の悪い場所での施工に威力を発揮します。可視化技術と情報化施工により遠隔で操作を行うため安全性と施工性が大幅に向上しました。
作業能力として、
●シャフトを湖面より湖底に挿し、そのシャフトを伝って潜航する水中掘削機
●気中シャフト上座標計測による確実な水中位置計測、マシンガイダンスが搭載された遠隔操作の水中掘削機
●急斜面へのシャフトの固定ができるため、機械の滑落が無く、確実に機械反力が採れる水中掘削機
●陸上バックホウと同等の様々なアタッチメントが装着可能
特許取得:特許第4792123号【大成建設(株)・(株)アクティオ・極東建設(株)の共同開発】
●土木学会 技術開発賞
●ダム工学会 技術開発賞
●日本建設機械施工協会 最優秀賞
●エンジニアリング協会 奨励特別賞
●国土技術研究センター 国土技術開発賞
●エンジニアリング協会 奨励特別賞